AIで作ったLPの誇張表現を防ぐ方法|公開前の事実確認チェック
AIで作ったLPの数字・価格・実績・順位・効果・取引条件・画像内文字を公開前に確認する手順を解説。根拠台帳を使い、公開・修正・削除を判断するチェックリストとNeitoの回帰テスト結果をまとめました。
AIで作ったLPは、公開前に「数字・価格・実績・順位・効果・取引条件・画像内文字」を抜き出し、1項目ずつ根拠と照合します。 確認できない主張は、弱い言い回しへ変えるだけでなく、根拠がそろうまで削除または保留します。
この記事では、AIが作ったコピーを目視だけで読むのではなく、根拠台帳を使って公開・修正・削除を決める手順を説明します。確認日は2026年8月23日です。一般的な公開前確認の手順であり、個別案件への法律上の判断ではありません。
LP本文と画像内文字を同じ根拠台帳で確認し、確認できない主張は公開しません。
最初に抽出する7種類の主張
文章を上から読み直す前に、確認が必要な語句を一覧へ移します。対象を先に固定すると、ファーストビュー、実績セクション、画像、CTAの間にある表記のずれも見つけやすくなります。
・数字・割合・期間: 98%、300社、最短3日など
・価格・割引・追加費用: 月額、送料、初期費用、キャンペーン条件など
・実績・事例・利用者の声: 導入数、受賞、口コミ、成功事例など
・順位・比較: No.1、業界初、最大、最安など
・効果・性能: 改善する、削減できる、成功するなど
・提供条件: 対象者、対応範囲、返品、解約、保証など
・画像内文字: バッジ、グラフ、注釈、人物の吹き出し、CTAなど
根拠台帳へ「主張・出典・時点・承認者」を記録する
AIへ「事実確認して」と聞き返すだけでは完了しません。AIが示したURLや資料も実際に開き、主張を支える箇所と確認時点を記録します。
LPに載せる主張 根拠 確認時点 判断
月額料金 現行の料金表・契約条件 公開日 一致すれば公開
導入社数 集計条件が分かる社内資料 集計日 条件と時点を併記
満足度 設問、対象者数、期間が分かる調査 調査期間 条件不足なら削除
利用者の声 掲載許可を含む実在記録 許可日 許可がなければ非公開
根拠欄へ「公式サイト」「社内資料」とだけ書くのではなく、資料名やURL、該当箇所、承認した担当者まで残すと、更新時にも同じ判断を再現できます。
確認できない主張は、公開・修正・削除の3択で扱う
状態 対応 例
根拠と表現が一致 出典と時点を記録して公開 現行料金表と同じ月額料金
根拠はあるが条件が欠ける 対象・期間・条件を加えて修正 調査条件を付けた満足度
根拠を確認できない 削除または未定として保留 出典のないNo.1、架空の顧客の声
「多くの企業が利用」「高い満足度」のように数値を外しても、根拠のない主張である点は変わりません。確認できた事実へ置き換えられない場合は削除します。
消費者庁の公式情報で確認する範囲
消費者庁は、商品・サービスを実際より著しく優良に示す表示などを優良誤認表示として説明し、表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料が求められる場合があると案内しています。誤って表示した場合でも対象になり得る点も明記されています。
また、インターネット上の広告表示について、効果・性能を十分な根拠なく表示しないこと、価格・送料・返品条件などを正確かつ明瞭に示すことが案内されています。公開前には 消費者庁「優良誤認とは」 と 消費者庁「インターネット上の広告表示」 の現行情報を確認してください。
医療、美容、健康食品、金融など、別の法律・ガイドラインや専門判断が必要な分野は、このチェックだけで公開可否を決めず、担当部署や専門家へ確認します。
Neitoの回帰テストで確認した境界
NeitoのImage LPでは、プロンプトの指示だけに依存せず、生成後のコピーを提供済みソースと照合するguardを実装しています。2026年8月23日に対象テストを実行し、次の境界を確認しました。
2026年8月23日、関連する2テストファイル・12テストが通過しました。画像はそのうち公開判断に関係する境界を抜粋したものです。
提供済みソース 生成候補 テスト結果
導入企業数は300社 300社に導入 根拠ありとして許可
AIでLP制作を支援 満足度98% 未提供として拒否
AIでLP制作を支援 業界No.1 未提供として拒否
顧客事例は提供していない 顧客事例 否定文を根拠にせず拒否
根拠なし 選ばれる3つの理由 実績ではない項目数として許可
このテストは、例示した文字列と分類ロジックの回帰確認です。あらゆる表現の法的適否を自動判定するものではなく、公開責任は人が持ちます。
画像内文字も本文と同じ根拠で確認する
本文を修正しても、生成画像のバッジやグラフに古い数字が残ることがあります。画像ごとに、見出し、注釈、グラフ、人物の声、CTAを読み、根拠台帳と照合します。画像内文字を修正できない場合は、その画像を再生成または差し替えます。
商品写真、ロゴ、人物写真は、内容の正確さだけでなく利用権と掲載許可も確認します。個人名、メールアドレス、管理画面、顧客情報が写っている場合は、許可なく公開しません。
公開前チェックリスト
・数字、価格、実績、順位、効果、条件をすべて抽出した
・各主張の資料名、URL、該当箇所、確認時点、承認者を記録した
・確認できない主張を、曖昧な表現へ逃げず削除または保留した
・本文、画像、CTA、フォーム、料金表示で内容が一致している
・画像・ロゴ・引用・利用者の声の権利と掲載許可を確認した
・スマートフォン表示でも条件や注記が省略されていない
・業種固有の規制がある場合は担当部署または専門家が確認した
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事実と公開条件を整理したら、 LPをAIで量産する方法 の入力テンプレートへ固定情報を戻します。複数案を比べるときは、 AIでLPのABテストをする方法 で変更する1項目を決めます。
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